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   <title>脳梗塞大事典 - 脳梗塞の予防・治療・リハビリテーション</title>
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   <title>未）検査と診断２「ＣＴやＭＲＩなどで詳しく確認する」</title>
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   <published>2007-08-05T17:00:00Z</published>
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   <summary>検査と診断２「ＣＴやＭＲＩなどで詳しく確認する」</summary>
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問診・診察・神経学的検査により、脳梗塞の疑いがあると診断された場合には、ＣＴ・ＭＲＩなどでその位置や大きさをチェックします。

●ＣＴ検査
コンピュータ断層撮影検査では、脳梗塞の場合は病巣が黒く映り、脳出血の場合は白く映ります。
そのため、脳梗塞か脳出血かの鑑別に用いられる検査方法です。

また、ラクナ梗塞・アテローム血栓性梗塞・心原性能塞栓症のどれに当てはまるのかを、画像から判断することもできるのです。

ＣＴ検査では、脳梗塞発症後６～１２時間、もしくは２０時間くらい置いてからの検査でないと画像に映ってこないため、脳の異常を示す症状が明らかなのに、「異常なし」とＣＴ検査に出てきます。
このような場合は、脳梗塞である可能性が逆に高いと考えられるのです。

●ＭＲＩ検査
磁気共鳴画像検査では、磁気を利用することによりあらゆる方向から脳を映し出す検査方法です。

以前はＣＴ検査と同じように、時間がたたなければ有効な画像が得られなかったのですが、最新のものでは、脳梗塞の診断にとても力を発揮する物へとなってきています。

脳組織内の水分子をとらえて画像化し、発症後１０～３分くらいで画像を映し出すことができるとされています。

注意していただきたいのは、ペースメーカを利用している方や関節の手術などで体内に金増を埋め込んでいる方は、ＭＲＩ検査を受けることができないので、事前に医師にお話しておくことが必要です。

●頚動脈超音波検査





      
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   <title>急性期の治療１「回復のため６種類の薬物治療法」</title>
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   <published>2007-08-05T18:00:00Z</published>
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   <summary>急性期の治療１「回復のため６種類の薬物治療法」</summary>
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      脳梗塞の死亡率は近年、著しく低下していています。

その反面、脳梗塞の後遺症で、日常生活動作が低下し「生活の質」が下がってきているのです。

・超急性期…発症後３～６時間以内
・急性期…発症後３日目くらいまで
・亜急性期…病態が不安定な２週間目くらいまで
このように、急性期を定義しています。

●回復レベルの目安
治療効果の目安として「急性期」によく利用されている「モディファイド・ランキン・スケール」と呼ばれるものがあり、病状が落ち着いた患者さんの生活を６段階分けて、日常生活の状態を評価する物です。

ポイントとされるのは、脳梗塞発症後３ヵ月目の状態とされています。
脳梗塞の急性期で目指す回復レベルは、他人の介助を必要としない状態で生活ができる、「グレード：０～２」を目指して取り組まれます。

＊モディファイド・ランキン・スケール＊
グレード０：全く問題のない状態です。
グレード１：症状はあるが特に問題となる障害が無いため、通常の日常生活・活動が可能な状態です。
グレード２：軽度の障害があり、以前と全く同じ生活や活動はできないが、介助がなくても自分のことができる状態です。
グレード３：中度の障害があり、何かしらの介助が必要ではあるものの、歩行は介助なしにできる状態です。
グレード４：比較的高度の障害があり、日常の生活を行うのに介助がなければ難しい状態です。
グレード５：高度の障害があり、寝たきり・失禁など常に介護や注意が必要な状態です。

急性期には薬物治療法が行われ、大きくわけて６種類の方法があり脳梗塞の病型に合わせて使い分けます。
・血栓溶解療法
・血液希釈方法
・抗血小板療法
・抗凝固療法
・抗浮腫療法
・脳保護療法
以上の６種類の治療法方については、次の項目でご紹介します。

●ラクナ梗塞
血栓性溶解療法・血液希釈療法・抗血小板療法が中心となり、その他に脳保護療法も行われる場合があります。

●アテローム血栓性梗塞
すべての薬物療法が適用され、医師により最適な療法が用いられます。

●心原性能塞栓症
抗浮腫療法・抗凝固療法が中心に用いられていますが、脳保護療法を取る場合もあります。
近年では、「ｔ－ＰＡ」と呼ばれる治療法や「ウロキナーゼ局所動注療法」も、適していると考えられています。

急性期では、とても血圧が高い状態が続くことがありますが、体の「防衛反応」なので、通常無理に下げることは避けます。
しかし、心不全・心筋梗塞の危険性がある場合には、薬により血圧を慎重に下げていく処置をします。


      
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   <title>急性期の治療２「血流を改善する」</title>
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   <published>2007-08-05T19:00:00Z</published>
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   <summary>急性期の治療２「血流を改善する」</summary>
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急性期には、６種類の薬物療法を、脳梗塞の方に合わせて組み合わせて治療を行います。

＊急性期の薬物療法の種類＊
●血栓性溶解療法
目的：できてしまった血栓をできるだけ早く溶かすことで、血流を再開させ「機能回復」をはかります。
主な薬：ｔ－ＰＡ・ウロキナーゼ
適応される病型：発症後数時間以内のすべての病型で特に心原性脳塞栓症にカテーテルを利用して行われます。

●血液希釈療法
目的：血液の粘度を下げて血流をよくします。
主な薬：低分子デキストラン
適応される病型：ラクナ梗塞・アテローム血栓性梗塞に対し、点滴で行われます。
特にラクナ梗塞の場合に行われる方法です。

●抗血小板療法
目的：血小板の働きを抑え、血液の流れをよくして血栓ができにくいようにします。
主な薬：オザグレルナトリウム・アスピリン
適応される病型：ラクナ梗塞・アテローム血栓性梗塞の場合に行われ、心原性脳塞栓症の場合には行うことのできない治療法です。
オザグレルナトリウムは点滴で、アスピリンは服用します。

●抗凝固療法
目的：血中の凝固因子に働きかけて、フィブリンができるのを防ぎます。
主な薬：ヘパリンナトリウム・アルガトロバン
適応される病型：心原性脳塞栓症・アテローム血栓性梗塞に行われる方法です。
フィブリンとは、血液を凝固させる作用をもつたんぱく質で不溶性の繊維状のものです。

●抗浮腫療法
目的：脳の晴れを抑えて、冒されていない神経細胞の障害を防ぎます・
主な薬：グリセロール・Ｄ－マンニトール
適応される病型：心原性脳塞栓症・アテローム血栓性梗塞に対し、点滴で治療します。
どちらの薬も浸透圧が高く、むくみの原因の水分を排泄する効果が期待出来ますが、心臓にかかる負担が大きいため心臓病・高齢の患者さんには、行わない場合もあります。

●脳保護療法
目的：体の細胞をサビ付かせる「活性酸素」の働きを抑えることで、神経細胞への障害を食い止めます。
主な薬：エダラボン
適応される病型:すべての病型に天的で施されますが、肝臓の悪い患者さんには、急性肝不全の危険性などの副作用があることもわかってきました。
そのため、エダラボンで治療を受けている期間は腎機能・肝機能・血小板など、定期的にチェックしておくことが必要です。


      
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   <title>発作時の対処は周囲の人の強力が不可欠</title>
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   <published>2007-08-06T16:00:00Z</published>
   <updated>2007-09-04T13:34:10Z</updated>
   
   <summary>発作時の対処は周囲の人の強力が不可欠</summary>
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         <category term="070脳梗塞発作時の対処法" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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●発作を起こしたら
ご自身がそこにいる周囲の方の中で「脳卒中では…」と考えられるような発作を起こした時には、落ち着いてあわてずに行動を取ることが大切です。

＊救急車の呼び方＊
１）「１１９」番にかけます。
公衆電話の場合はむりょうでかけられます。
携帯電話の場合は、「自分の電話番号」を伝え、その後連絡がいつでも取れるように「電源」が入っている状態で「電波」のはいる所で待機をします。
２）「救急です」と伝えます。
３）現在地を伝えます。
４）患者さんの性別・年齢・症状など分かる範囲で伝えます。

＊ポイント＊
・かかりつけ医がいる場合
速やかに連絡を取り、症状を伝えます。
その後、医師の指示に従い、人手が必要であれば周りの人に声をかけて手を貸していただきます。

・かかりつけ医がいない場合
速やかに救急車を呼び、「救急です」と伝えます。
現在地・患者さんの性別・年齢・意識の有無などの状態と症状を伝えます。
その後、指示があれば指示に従い、人手が足りなければ周囲の方々に手を貸していただきます。

●救急車が到着するまでに
発作を起こした場所が、交通量の多い所・直射日光の当たる場所などの場合、救急車が到着するまでに「安全で・日陰の多い場所」にそっと患者さんを移して上げます。

ここで注意していただきたいことは、いくら患者さんに意識があったとしても「自分で歩かせない」ことです。

自分で歩いたばっかりに症状が悪化する危険性が高まるため、できるだけ周囲の方の手を借かりて強力をしてもらうことが大切です。


●周囲の方がするべきこと
１）適切な場所に移動させて上げます。
患者さんを歩かせずに、布団などに患者さんを載せるなどして、救急隊が応急処置や運びやすい場所に移動させて上げます。
できる限り、日陰で風通しがよいところを選ぶようにします。

２）静かに寝かせて衣服を緩めます。
静かに寝かせます。
ネクタイ・ベルト・腕時計・ブラウスやＹシャツの襟・靴下などを緩めて体を楽にさせて上げます。
また、メガネや入れ歯なども外しておくようにします。

「頭が下がると辛いだろう」と思っても、枕は頭の下にいれないようにします。
頭に枕をすると、あごが下がる為軌道をふさぐことになり、呼吸が苦しくなることがあります。
また、何もしなくても苦しそうな場合には、肩甲骨の辺りに枕代わりになる物をおいて上げます。

次に、患者さんに吐き気がある場合です。
麻痺がある場合には、麻痺がある方の体を上に向けて、体ごと横向きになります。
吐いた物が気道に入って、詰まるのを防ぐことが出来ます。

３）部屋の環境を調節します。
屋外であれば、安全・日陰を選びます。
室内の場合には、室温は約２０度・換気をして風通しをよくしておきます。
証明が調節できる場合には、やや暗めに照明を落とします。


      
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   <title>脳梗塞を発症したらすぐに始めましょう</title>
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   <published>2007-08-07T16:00:00Z</published>
   <updated>2007-09-04T15:09:36Z</updated>
   
   <summary>脳梗塞を発症したらすぐに始めましょう</summary>
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リハビリテーション医療とは、脳梗塞により生じた後遺症を最大限まで回復させて、自立した日常生活を遅れるように支援することをいいます。

もともと、「リハビリテーション」という言葉の意味は、広い意味で「社会復帰」をさします。

医療分野でお子の割れているリハビリテーション医療は、運動機能の回復訓練以外にも、患者さん自身の社会復帰を助けるための医療を指し、他のもの特別しています。

脳梗塞のリハビリテーションは、後遺症をできるだけ無いようにとどめることを目的として、以下の３つの時期に分けてすすめられます。
発症後急速に落ちてしまった身体機能は、回復期の集中的な訓練によってある程度の回復はしますが、完全に戻らない部分は後遺症として残るのです。
・急性期：発症後１～２週間
発症後から入院している間でもベッドサイドではじめられるため、筋力の定価・関節が固まるのを防ぎます。
回復期の下地になる期間です。

・回復期：発症後３～６ヵ月
病状が安定してきたら、集中的に専門医療機関などで身体機能を最大限まで回復させることを目指して進められます。

・維持期：回復期以降
退院してからも回復した機能の維持と、合併症予防の目的で続けて行きます。

リハビリテーション医療で体背なのは、「できるだけ早く始める」ことで、後の回復具合に大きくかかわってくるのです。


      
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   <title>急性期のリハビリテーション</title>
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   <summary>急性期のリハビリテーション</summary>
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医師の監督のもと、「セラピスト」（看護師・理学療法士など）が協力し合い進められます。

【廃用症候群を防ぐ】
脳梗塞発症後に寝たきりの状態が長く続くと、筋力が下がり関節が固くなるため、関節を動かせる範囲が狭くなってしまうことをいいます。
廃用症候群を予防することで、歩行・食事・入浴などの日常生活するのに必要な機能の回復に、大きく影響を与えます。

具体的には、関節が固くならないように患者さんの間接を動かしたり、寝たきりの患者さんが床ずれをしたりしない様に、体位変換や麻痺のない側の筋力訓練などを行います。

【姿勢を保つ】
危険が無いことに十分気をつけて、座る姿勢を保てるようにできるだけ早いうちから訓練します。

食事をと分でできるように訓練を進めて、次のステップとなる太刀姿勢の訓練や器具・装具を利用した歩行訓練などを始めていきます。

もちろん、全身状態が思うように回復していなくとも。廃用症候群の予防は必要ですので、間接を柔らかくするように動かしてあげることが、大切となります。


      
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   <title>専門的な訓練を行える状態にあるかのチェック</title>
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   <published>2007-08-07T18:00:00Z</published>
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   <summary>専門的な訓練を行える状態にあるかのチェック</summary>
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「スクリーニング」と呼ばれる、急性期から回復期への患者さんが、専門的な回復期の訓練を行える常態かをチェックします。
下記が、スクリーニングのためのチェック項目です。

【バイタルサイン】
呼吸の状態・血圧・脈拍などのチェックをします。

【神経状態が悪化していないか】
麻痺などの神経状態が悪化していないかを調べ、徐々に悪化しているときには、梗塞巣が広がっていることが考えられます。

【併存疾患の状態】
併存疾患とは、患者さんがもともと持っている「脳梗塞以外」の病気を指し、訓練を行う上で影響があるかもしれない病気についてチェックをします。
主な病気の例は、糖尿病・心臓病・腰や膝などの間接障害・高血圧などをいいます。

【意識の状態】
患者さんの意識が。はっきりしているかを確認します。

また、「訓練を行える状態ではない」と判断されたときには、患者さんの病状の回復・改善を待ちます。

この時にもただ待つのではなく、「廃用症候群」を予防するために関節を動かすリハビリテーションを引き続き行うことがとても大切となります。
大変とは思いますが、粘り強く行って頂きたいです。


      
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   <title>回復期のリハビリテーション</title>
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   <published>2007-08-07T19:00:00Z</published>
   <updated>2007-09-04T15:14:03Z</updated>
   
   <summary>回復期のリハビリテーション,チェック</summary>
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理学療法・作業療法・言語聴覚療法などの訓練を、日常生活動作の向上・自立歩行などを目標にして、集中的に「回復期のリハビリテーション」は行われます。

リハビリテーション専門の医療機関などで行われることが多くあるため、手にンや転床が必要になる場合もよくあります。

患者さんの障害の度合いを正確に把握しておくことも、リハビリテーションを進めていく上で大切なことです。

【機能障害】
麻痺・関節の拘縮や感覚の異常・失語症などの身体機能と精神機能が低下したり失われたりすることを言います。

リハビリテーションを行う上で、筋力の強さや関節の柔らかさ、間隔の異常や知能の範囲はどの程度かを確認します。

【能力低下】
機能障害のために、歩行・食事・入浴・着替えなどの日常生活動作を取る場合に、上手く行うことができないことを言います。

リハビリテーションを行う上では、これらの作業がどの程度患者さん自身で行うことができるのかを確認します。

【社会的不利】
機能障害・能力低下のため、その患者さんの職業生活・家庭生活に怒る、制限やマイナス面が出てくることを指します。

それぞれの患者さんによって、職業や家族構成などが違うため、どの程度の社会的不利があるかをできる限りチェックして行きます。

そして、回復期のリハビリテーションでは、各分野のセラピストが専門的な訓練を担当し、できるだけ傷害された機能を回復されるために、行われてゆきます。


      
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   <title>維持期のリハビリテーション</title>
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   <published>2007-08-07T20:00:00Z</published>
   <updated>2007-09-04T15:22:54Z</updated>
   
   <summary>維持期のリハビリテーション</summary>
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回復期のリハビリテーションで向上した機能も、退院後何もしないままですごしてしまうと低下する一方となります。

機能の低下を防ぐ為には、維持期のリハビリテーションを根気よく進めていくことが大切となります。

自宅で行うことのできる訓練を継続して、筋力・体力・歩行能力などを低下させないようにします。

また、セラピストの力を借りて行う「訪問リハビリテーション」、地域の専門施設に通いながら進める「通所リハビリテーション」などを利用するのも大変よい方法といえます。

特に地域の専門施設を利用することで、外部の方とのかかわりが多少なりとも強くなるため、人とのコミュニケーションと効果的なリハビリテーションが期待できるのです。

次に、健康状態を担当の入により定期的にチェックすることは、とても大切です。
大幅に失われてしまった機能が、一時的に入院して専門的なリハビリテーションを受けることで、機能の回復をはかるという方法もあるのです。

リハビリテーション医療は、医師・看護師の他に、セラピストと呼ばれる方たちが大きな役割を持ち、分担してリハビリテーションを進めています。

装具を作る「技師装具士」、精神的な面のサポートをしてくれる「臨床心理士」、社会保障や転院についての専門家「医療ソーシャルワーカー」などの各分野の専門家たちがチームを組むことで、患者さんを支援して行きます。

リハビリテーションを実際に行うのは患者さん自身ですが、これらのセラピストたちや何よりも家族が応援してくれていることを忘れないで、「根気強く」リハビリテーションを、続けていただきたいと思います。


      
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   <title>未）運動機能を回復させる「理学療法」</title>
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   <published>2007-08-08T16:00:00Z</published>
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   <summary>運動機能を回復させる「理学療法」</summary>
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      「理学療法」とは、さまざまな運動を通して体の機能の回復と、体の諸機能の回復を目指し、患者さん自身が自立した日常生活を送れるようにサポートして行く療法です。

「理学療法士」は、運動療法・歩行訓練などの補助以外にも、筋肉をやわらかくして行う温熱療法・電気治療なども行い、杖や装具などを利用するかどうかや家庭介護のアドバイスなども行っていただけます。

一般的に、入院直後から理学療法を取りいれ、はじめはベッドサイドなどから少しずつすすめていきます。
「回復の度合い」は、急性期のリハビリテーションが、きちんと的確に行われるかどうかにより、大きく変ってくる、とても大切なポイントなのです。


      
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   <title>抗縮を予防するための他動運動「手と足」</title>
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   <published>2007-08-08T17:00:00Z</published>
   <updated>2007-09-15T14:42:46Z</updated>
   
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手足の関節を伸ばして「抗縮」を予防します。
１日２～３回行い、主に看護師・理学療法士が施術しますが、指導を受けることで家族・介護者などどなたでも行うことが出来ます。

【手】
手をずっと動かさずにいると、手首・指が内側に折れ曲がったり、指を開くことが難しくなったりしてしまいます。
その他にも、肩・ひじの関節も抗縮しやすいため、注意が必要です

・手の平・指…片方の手で患者さんの手の「親指の付け根」を握り、もう片方の手で、「残りの4本の指」を握り、外側にゆっくりと開いたり握らせたりします。

・手首…患者さんの手と握手するような形で手のひらを支え、もう片方の手で、手首とひじの中間くらいの所を支えて「ぐーっ」とゆっくり手首を外側に反らせて間接を伸ばします。
強く伸ばしすぎたり、勢いをつけたりして行わないように注意します。

【足】
患者さんで特に寝たきりの場合には、あお向けて寝ていることが多いと思います。
股関節が外側に開いたままになりやすく、「足の甲」が伸びっぱなしになるため注意が必要です。
ひざの関節が曲がってしまうこともあるため気を付けたい場所です。

・足首・アキレス腱…まず、患者さんのかかとを片手で握り、足の裏を握った腕に付けるように支えます。
もう片方の手で足首辺りを支えて、足首を内側に反らせ、かかとを引いて「アキレス腱」が伸びるようにゆっくりと動かします。
ひざの下に、丸めたタオルなどを入れて上げると、患者さんにも楽な姿勢になります。

・ひざ…足首の時の同じように、患者さんの足の裏を自分の腕で支えるように足首を支えます。
もう片方の手で、患者さんのひざの裏側を持ち上げ、股関節を９０度くらいになるように、曲げます。
当たり前ですが、ひざを伸ばしたままにせず、苦しくならないように曲げてあげるようにゆっくりと行います。

行う目安としては、「１つの動きを５回ずつ」を１日に２～３回程度行います。


      
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   <title>回復期のリハビリテーション「ベッドから起き、車椅子に座る」</title>
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   <published>2007-08-08T18:00:00Z</published>
   <updated>2007-09-15T14:43:44Z</updated>
   
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回復期には、病棟や訓練室などで集中的にリハビリテーションを受けます。
ベッドからの起き上がり・車椅子への移乗・歩行についてここではご紹介いたします。

【ベッドから起きる】
まず、麻痺していない方へ寝返りを打ち、それから起き上がります。
寝返りをするのは起き上がる場合だけでなく、「床ずれ」を防止するための体位変換としても基本動作となるものです。

１）麻痺していない側の足を、麻痺側のひざの下辺りに入れます。
腕は、お腹の上で組んでおきます。

２）麻痺していない側の足で、麻痺側の足を引っ掛けて支えながら、体を手前（麻痺していない方）へ倒して寝返りを打ちます。

３）２）と同じ要領で麻痺していない側の足で、麻痺側の足を支えながら、両足をベッドの下に下ろします。

４）ベッドのふち側に麻痺していない側の肘をつき、上体を慣れるまでは慎重に起こします。

５）倒れないように気をつけながら、座る姿勢をバランスを取りながら保ちます。

【車いすに移る】
ベッドから起きて車いすへ乗り移る時には、「ベッドから起きる」で吸わす姿勢を保った状態から始めます。
あらかじめ車いすは、介護者の手でベッドのわきに寄せて置くようにします。
車いすの「ストッパー」は、前もって必ず止めておくことを忘れないようにしておきます。

１）ベッドのわきに寄せてある車いすに、体を寄せます。
麻痺していない方の手で、車いすに座った時に「麻痺していない方の手を乗せる手すり」を持ちます。
麻痺していない方の手で体を支えながら、ゆっくりとその場で立ち上がります。

２）立ったまま、体の向きを少しずつ車いすに座りやすい方向に変えて、車いすに乗り移ります。

【歩く】
※ここでは、手すりを使った歩行のご紹介をします。
杖を利用した歩行方法も基本的な流れは同じ感じなので、手すりを杖に置き換えてイメージしてみるとよいです。

１）麻痺のない側に、手すりが来るように立ちます。
麻痺のない方の手で、体より少し前の方の手すりを掴みます。

２）麻痺のない方の手で体を支えて、麻痺側の足を前に出します。

３）麻痺のない方の足を前に出して、麻痺側の足と揃えます。
慣れてくるまでは、一歩ずつ前に出しては揃える、という感じですすめていきます。

また、歩くことに慣れてきたら、理学療法士と相談・検討の上、歩く距離を伸ばすことや歩く早さを上げられるように進めていきます。

歩行を助ける装具・杖などには、以下の物などがあります。

・アームスリング…腕を固定して置く物です。麻痺側の腕の重みにより、方関節がずれる（亜脱臼）を防ぐ効果があります。
・装具…金属性で靴と一体化しているものは重量がありますが「支持性」が高く、プラスチック製のものは軽くて室内でも使用可能です。
・杖…通常の一本だけの杖以外にも、地面に着く先端が３つ股や４つ股の物があり、より安定性の高いタイプとなっています。

装具は患者さん一人一人に合わせて「処方」される物です。
理学療法士などの医療スタッフによく相談することが大切です。


      
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   <title>回復期のリハビリテーション「歩く、階段の上り下り」と「外出時のポイント」</title>
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   <published>2007-08-08T19:00:00Z</published>
   <updated>2007-09-15T14:45:58Z</updated>
   
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【階段の上り下り】
日常生活の中では、階段の他にもちょっとした「段差」はよくあり、平地での歩行がある程度安定したら、できれば早いうちから訓練を始めた方がよいのです。

＊上り＊
１）麻痺のない側に手すりが来るように立ちます。
麻痺のない方の手で、体より少し前の手すりを掴みます。

２）麻痺のない方の手で、体を支えて、歩くときと同じ要領で、「麻痺のない方の足」で一段上がります。

３）麻痺側の足で次の一段を上がって、麻痺していない方の足と揃えます。

この繰り返しですが、慣れるまではゆっくりと一段ずつ確実に上る方が安全です。

＊下り＊
１）階段を上るときと同じように、麻痺していない方の手を体より少し前の方で、手すりにつかまります。

２）手すりにつかまっている、麻痺のない方の手で体を支えながら、麻痺側の足を一段下に下ろします。

３）麻痺していない方の足を一段下ろして、両足を揃えます。

この繰り返しで階段を下りて行きますが、上りの時と同じように、慣れるまでは確実に一歩ずつ進むように心がけます。

また、外出時にはいくつかの「チェックポイント」があります。
患者さんと一緒に外出を予定している場合には、前もって「ルート（道のり）」の下見をし、「段差」「エレベーターの有無」「洋式トイレの有無」など確認しておくとスムーズに進むことが出来ます。
施設によっては車いすを貸し出してくれる所もあるようです。

電車・地下鉄では、前もって出発駅と到着駅に申し出ておくと、解除をしてもらえることも良くあります。

面倒でも「事前のチェック」をしておくことです。


      
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   <title>具体的な作業をして機能を向上させる「作業療法」</title>
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   <published>2007-08-09T16:00:00Z</published>
   <updated>2007-09-15T14:47:48Z</updated>
   
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「作業療法」は、具体的でさまざまな作業を通じて、患者さんが生活を送る上で必要な機能の「治療」「指導」「援助」を行うことをいいます。

ここでご紹介する「具体的な作業」は、食事・入浴などでの日常生活の動作や、家事・交通機関の利用などの「生活に関連する」全ての活動が含まれています。

麻痺側の手の機能の回復をはじめ、具体的に日常生活動作の自立を目指すものです。

手の機能が日常生活に支障が無くなるまで回復する場合と、麻痺していない方の手の“補助”として使える状態に回復する場合があるため、患者さんの病状によっては、どの段階まで回復できるか個人差が大きくあります。

重度の麻痺の場合には、「利き手交換」などが提案され、麻痺の無い方の手を利き手にする訓練を行う場合もあります。

その他、身の回りの動作を“片方の手で”行う訓練や、道具などを利用したり、生活しやすいように工夫されたリフォームをしたりする上で、アドバイスを頂くことができます。

●手や腕の訓練と日常生活動作（ＡＤＬ）
食事・着替え・入浴・文字をかくことなど、自立して生活するために今まで行ってきた作業を、できるだけ患者さん自身で行うことができるように回復を目指すことが大切です。

【輪入れ】
少し高めに立ててある棒に輪を入れていく動作を、麻痺側の手で行います。
慣れて患者さん自身で輪入れ動作を行えるようになるまでは、作業療法士が患者さんの手・腕を持ち誘導してくれます。
この輪入れの目的は、肩を挙げて動かすことを目的とします。

【ペグボード】
ボードの面には、いくつもの窪みがあり、そこにはめてある「ペグ」と呼ばれる小さな棒を麻痺側の手でつかみ、ボードの外へ置くという動作を行います。
小さな物をにぎる・つかむ、それから手を離すことが目的です。

【利き手交換】
麻痺側の症状が重い場合には、利き手を麻痺していない方の手に変え、使えるように訓練を行います。
器に入れた豆などの細かいものを、箸でつかんで別の器へ移動させたり、文字をかく練習をしたり、シャツのボタンかけやはずしなどをします。

【食事】
一番回復が早いといわれている「日常生活動作」のひとつで、１日３回の食事が必然的に訓練になるため、続けやすいのです。

・利き手でない手や麻痺側の手にも使いやすいように工夫された、スプーンなどの柄が太い物や、温めることで手の形にフィットさせることのできる物、トングのようになっているお箸などもあります。

・コップは、陶器やガラス製などではなく、軽くて割れにくいプラスチック製で、「大きな取っ手」がついているタイプのものが使いやすいです。

・フチが斜めにカットされているお皿は、ご飯やおかずをスプーンなどですくったり、箸で挟んだりする時に便利な食器です。
浅くなっている方からすくい、高い方のフチに沿ってすくい上げるようにすると、うまく取ることができます。

・食事をする時に、滑り止めつきのゴム製マットを使うと、片手が使えなくても食器が滑らないため、食べ物をすくいやすいです。


      
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   <title>着替えと入浴</title>
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【着替え】
洋服を着る時は、かぶるものよりも“前開き”タイプの服がおすすめです。
脳梗塞の障害により片側半分が認識できない「半側空間無視」の場合、服の片側だけが乱れたままになりやすいので、整えるように意識します。

＊前開きのシャツの場合＊
１）麻痺側から腕を通すため、麻痺側のシャツの袖を手繰って腕を通しやすくしておきます。
そこに、麻痺側の腕を通します。

２）麻痺していない方の手で、腕を通した麻痺側の肩までシャツを引き上げます。

３）麻痺していない方の肩にシャツを引き寄せて、麻痺していない方の腕をシャツの袖に通します。

４）シャツのえり・前立てを整えて、ボタンを留めていきます。

＊ズボンの場合＊
１）イスやベッドなどに座り、ズボンの麻痺側の足を通す方を手繰っておき、麻痺側の足を通します。

２）麻痺側の足を通したら、麻痺していない方の足も通します。

３）ひざの上くらいまでズボンを上げたら、そのまま立ちます。

４）腰の位置までズボンを上げて、腰まわり・ズボンの裾・ポケットなどを整えます。

【爪きり】
片麻痺があると、麻痺していない方の手の爪を切るのが難しくなります。
そこで、普通の爪きりを専用の土台にセットして、麻痺側の手を使って麻痺してない方の爪を切ることができる、自助具もたくさんの種類があります。
食事に利用したような、滑り止めマットを使ってより安全に爪を切ることが出来ます。
値段には差がありますので、カタログで確認したりセラピストに相談したり、他にも同じ症状ですでに自助具を利用している方などに聞いてみるのも良いと思います。

【入浴】
入浴は出来ればトイレと同じように、自分の力で行いたいものです。
脱衣所や浴室内を利用しやすいように改修することで、１人で入浴ができることは少なくないのです。
手すり・浴槽の渡し板・いすや転倒防止のための滑り止めマットなどを設置して、患者さん自身の力で入浴が行えるようサポートしてあげたいものです。
また、浴槽に入りやすいように浴槽を高さの低いものに変えるのもひとつの手ですが、費用もかかりますので十分に家族内での相談が必要です。

※浴室内には手すり、滑り止めマット、浴槽の縁には渡し板（バスボード）が、設置されているという前提でのすすめ方となります。

１）浴槽の縁に腰をかけます。
この時に、麻痺のない方から浴槽に入りますので、麻痺していない方の足が湯船側に来るように、麻痺側にはバスボードが来るように座ります。

２）バスボードに乗り移って腰をかけ、麻痺していない方の足で浴槽をまたぎ、中に入れます。

３）バスボードに座ったまま、麻痺側の足を麻痺していない方の手で持ち上げて浴槽の中に両足が入るようにします。

４）手すりや浴槽の縁を使って一度立ち上がってから、静かに浴槽内に座り体を温めます。
よくそう内は滑りやすいので、浴槽内に貼ることの出来る滑り止めシールを貼っておくのもおすすめです。

＊シャワーいす＊
よく見かける入浴用のいすは小さいこともあり、麻痺のある患者さんには使いづらい物です。
座面などに滑り止めのついているプラスチック製のいすなどもあります。

＊入浴に便利な道具＊
入浴するのに困るのは体を洗うということも含まれます。
麻痺のない手だけでも背中や足が洗いやすい、ボディ用の長めの柄がついているブラシや、麻痺側の手を補助として使うループ（取って）付きのボディタオルなどもあります。


      
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