運動の効果

運動習慣がある方は脳卒中の危険性が、低いとされています。

●脳卒中発祥の危険性
・身体活動が少ない方…1.0倍
・身体活動が多い方…0.73倍

運動(身体活動)と脳卒中の関係を研究した解析では、上の数字のように運動量の少ない方に比べると約30%近くの運動量の多い方が脳卒中になることが少ないと分かっています。

ところが、厚生労働省の調査によると、20歳以上で運動習慣のある方は、ほんの30%程度です。
生活の中で積極的に、「体を動かす習慣」をつけることから始めることが望まれます。

では、実際に運動をすることで、どんな効果が得られるのか掘り下げみようと思います。

最大の危険因子である高血圧と脳梗塞の関係を見ると、個人差は多いにありますが収縮期血圧では、5~10mmHg下がる効果が期待できるのです。

運動をすると、血圧が下がるというメカニズムは解明されてはいませんが、要因の1つは「体重の減少」といえます。

血圧が下がるのは体重が減ることだけではなく、ウォーキングの効果の研究で「体重が変わらなくても血圧が下がる」ことが分かっています。

交感神経の活動が運動することにより弱まることも、血圧が下がる要因の1つと考えられています。

その他腎臓から塩分が排泄されやすくなることや、血圧を下げる効果のあるホルモンも増すことなど、たくさんの事例が報告されているのです。

さらに、運動には、血中の脂質を減らす働きもあり、「中性脂肪」を減らす効果が期待出来ます。

そうコレステロールも少しずつですが下がると考えられている上、「動脈硬化」を抑えるように作用する、善玉コレステロールも増やす効果があるのです。

運動中は血中のブドウ糖が筋肉にたくさん取り入れられ消費されていきます。
習慣的に運動を行うことで、少しのインスリンでもブドウ糖を効率よく消費できるようになります。

しかし、運動は確かに大切ですが、運動よりも薬の効果の方が大きいということを忘れないで頂きたいです。
高血圧などで医師から薬を処方されているのであれば、薬をきちんと服容姿、病状のコントロールをすることが優先です。

その上で、運動ができる状態であれば、無理なく焦らずに運動を進めて行きます。

これらのポイントをまとめてみます。
【運動の効果】
・高血圧の予防・改善
・肥満の予防・改善
・糖尿病の予防・改善
・ストレスの解消
・中性脂肪・総コレステロールを減らす
・善玉コレステロールを増やす
そして、『脳梗塞の予防』に繋がります。


脳梗塞のタイプと症状

脳梗塞の危険因子

脳梗塞を生活習慣で防ぐ

脳梗塞を食事で防ぐ

脳梗塞を運動で防ぐ

脳梗塞の診断と急性期の治療

脳梗塞発作時の対処法

脳梗塞のリハビリテーション

脳梗塞のリハビリテーション-理学療法

脳梗塞のリハビリテーション-作業療法

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